広告係はマーケティングを勉強しよう


フライヤー

広告役の仕事は… flyers / Joelk75 (cc2.1)

それが営業か事務かは分かりませんが、
小さな会社には大抵、チラシを作る係の人が居ます。
求人広告も含めて、対外的な印刷物に関わる人ですね。
この役割の人がまず勉強するべきは、マーケティングです。
チラシの作り方入門は、その後です。

広告の本体は原稿です。更に言えば文章・言葉です。
もっと言えば、明確な方針・意匠です。
そのほかの技術は全て枝葉であり、替えが効きます。
見た目の美しい駄目な原稿のチラシより、
手書きで良い原稿のチラシが、お金を稼ぎます。

※ダン・ケネディ曰く広告の3要素は
メッセージ、マーケット、メディアです。
これらが一致するのが良い広告の条件ですが、
今回はメッセージについて書いています。

広告作りの人材に求める素養は、
・マーケティング書を読んで勉強できることと、
・日本語を適切に使った文章が書けることです。
その上で、デザインの心得があれば上々ですが、必須ではありませんね。

あなたが仮に広告作りの役割を担っているとして、
マーケティングの勉強と、文章を書く練習を怠っているなら、
その立場は結構脆いです。代わりが居ますから。

お金を使った広告は、大抵何かの提案を含んでいます。
表現は様々ですが、結局のところ「○○しませんか」という提案です。
でも、○○しませんか、では多くの人に提案が無視されてしまいます。

提案とは、それが顧客の問題を解決するアイデアであるべきです。
そうでないアプローチは「一方的なお願い」と言うのです。
検討に値する提案の前提として、
対象者の欲望を刺激して問題を作ったり、
対象者に言葉を掛けて問題を再認識してもらうわけです。
これを原稿や方針に示すのが、広告役の仕事です。

今、簡単に理屈を挙げましたけど、
理屈だけでできるなら世話無いですよ。
人は、練習しないことは上手くできないのです。
様々な理屈や事例を知って、自分で手を動かして、
やがて、これらのアプローチが取れるようになります。
そのために、マーケティング関連の本で勉強します。
テクニックだけでなく、概念を理解するのが大事です。

提案の何たるかを理解して、相手の利益を考えるようになると……
例えば求人広告で、
『仲の良いアットホームな職場です♪(集合写真で笑顔のキメ)』
なんていう、ありがちな広告から卒業できます。
この手の表現は良いリトマス試験紙ですよ。
他に書くことを思いつかないから、
わざわざお金で買ったスペースで、あんな穴埋めをやるわけです。
(求職者に有益な情報かどうか、よく考えてみるといいです)

(‘-’)

マーケティング成功事例大全(2冊セット)
ジョセフ・シュガーマンの冒険譚。長く世話になっている本です。
なんというか、文章の節々から感じる印象がとても善良です。
手の内の明かし方も、恐ろしくおっぴろげで気前がいい。
広告文章の誠実さとワクワク感は特筆に値します。

(‘o’)

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