分かりやすい説明


ホワイトボード

ああ、そうそう、「書かない」も加えておこう。

先日、某役所の説明会に出かけまして、
その際に複数の係の方が登壇されましたが……。
同じ場でも、説明する人の技量によって
分かりやすさが全く違っていたのが、興味深かったです。
参加者の表情も伺ってみたのですが、
分かりにくい説明の時は、目を瞑っている人もチラホラ見かけました。

お役所であれば、少々分かりにくい説明をしたところで、
自分が実害を被るわけじゃありません。
しかし民間は困る。分かりにくい説明だと商品が売れません。
ということで、退屈で分かりにくい説明を聴きながら取ったメモ。


■専門用語を相手が理解している前提で話す

今年の1月。福島第一原発事故の説明会で、
東京電力が専門用語連発の分かりにくい説明で、
住民を怒らせたニュースがありましたね。
東電側の言い分は「町民は理解できると思っていた。今後は工夫したい」
河北新報の元記事が削除されているのでこちらで
http://www.47news.jp/news/2013/01/post_20130125181202.html
http://matome.naver.jp/odai/2135959628552874801

話し手だって仕事でやってますから、
日本語の文法はちゃんと守ってますよ。言葉遣いも丁寧です。
根本的な誤解があるのです。語彙が通じていないことに。

アレです。ルー大柴のしゃべり方。あれは芸ですけどね。
やけくそ気味に英単語を混ぜたしゃべり方も、
専門用語を混ぜまくったしゃべり方も、同じレベルです。
これって、説明する側にとっては、結構不名誉なレッテルだと思いますが、
如何なものでしょう。
「お前の説明、ルー大柴みたいだな!」


■仕組みの説明に事例を出さない

これも分かりにくい説明の傾向で、
物事の仕組みを解説するときに、事例が伴わないのです。
これは多分、理系脳の人が自覚無しにやるのかな、と。
構造をそのまま出力しても、理解は得られないと自覚するべきです。

「ああなって、こうなる」の説明には、例え話が使えます。
NHKで土曜のお昼にやっている「バラエティー生活笑百科」や
法律問題を扱う番組が参考になります。
法律がらみのややこしい問題を、例え話や事例を駆使して、
一般視聴者に分かりやすく説明しているでしょう。

さらに言えば、事例から物語に進めてもいいです。
ここまで来るとコンテンツとしての力があり、さらに受け入れられやすい。
お釈迦様が山のような例え話で仏教を説いたようにね。


■重要性や意義を最初に提示しない

ひとこと言えば済むのです。「ここ大事ですよ」と。
教え方の上手い学校教師や塾講師は、ポイントを強調するでしょう。
「全部大事です」という言い方は正直かもしれませんが、下手です。

僕が中学生の時、理科の授業で初めて「元素記号」が登場した時を思い出します。
その時、理科の先生が説明に添えてさらりと言ったのです。
「これ、入試に出るで……掛けてもいい」
その先生が「入試」という言葉を使ったのは、僕が記憶する限りそれが始めてで、
ざわりと、静かに教室がざわめいた時の空気を、今も覚えています。
たった一言で、さざなみのような緊張が走る……重要性を知らせたからです。

(‘-’)

……メモしたのは以上の3点ですね。
これらの地雷を僕自身、うっかり踏んじゃうかもしれませんけど、
頭に入れておけば、結果も変わるかなと思った次第です。

(‘o’)

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