自分を尖らせる事例


大輔くんの

作中竿役の名前が全て作者の名前「大輔」。表紙も「大輔」。

自分を尖らせる商売の事例。
本来、ここで語るネタじゃありませんが、
感心したので紹介します。

ポルノ漫画家、廣田眞胤(ひろたまさたね)氏の本名は
廣田大輔(ひろただいすけ)と言います。
あ、これは公開されている情報ですからね。
まず、想像してみてくださいよ、ポルノ漫画ですよ。
理解の無い親であれば勘当モノですし、
親戚やご近所からは、危険人物扱いされるかもしれません。

……で、際立っているのが、
氏の描くポルノ漫画の「全ての主人公の名前」が
「大輔」で統一されていることです。つまり、氏本人である。
自分で考えた、あんな美女、こんな美少女との
セックス漫画の主人公は、まごうことなく自分自身なのです。
「あーん、大輔、わたしどうにかなっちゃう!」
みたいな漫画を自分で描いているわけですよ。
もはや、羞恥プレイを超えた何かです。変な笑いが出ます。
それを商業誌に連載して、ポルノ漫画の単行本を2冊出している。
氏はこう公言しています。

「エロ漫画家廣田眞胤の一番のファンは、私、廣田大輔であります」

この尖ったスタイルが漫画読みのオタクに受けて、
一定数のファンが付いている様子です。
かく言う僕は、この事実を知ってすぐ、
氏の単行本を衝動的に購入しました。
だって、読んでみたいじゃないですか。
そんなぶっ飛んだ漫画家は、
いったいどんな漫画を描いているのだろう?

このポジションを氏が築いてしまったので、
同じスタイルで情報開示する全てのポルノ漫画家は、
「廣田眞胤の二番煎じ」になってしまいます。
私生活にリスクを背負っても、二番煎じでは割に合わない。
これは事実上、排他的な地位ということです。
ヤったもの勝ちとはこのことでしょう。

これはおそらく、
マーケティングの意図ではなく、作家性の発露です。
しかし、自分の思うままにやっていたら、
いつの間にかぶっ飛んだポジションを手に入れていた。

(‘-’)

以上、際立った商売の一例でした。
自分を隠しながらネットで上手くやろうとするのが、
バカバカしくなってきませんか。
情報発信に限りませんが、頭のねじを外せる人、そうで無い人では、
見える世界やチャンスの姿が違うのでしょうね。

(‘o’)

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