腰抜けの発信


キン肉マン

30年以上前の作品で、ネットを見れば未だにファンが騒いでいる。

「キン肉マン」が完結したのは1987年で全36巻でした。
その後22年経って続編の連載が始まり、
現在の最新刊は43巻で、毎週連載しています。
http://wpb.shueisha.co.jp/2013/08/19/8000/
これがですね、結構人気なんですよ。
当時の少年たち、つまり今のオッサン達に支持されていまして、
こんなニュースもあります。

「キン肉マン」人気なお 今夏もイベント続々
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/130802/20130802025.html

直撃世代が今は30代後半~40代前半ですから、
購買力のある世代が相手です。
時期的にも良いタイミングで復活しています。

何故当時のファンに支持されているのか?
面白いからです。
大ヒット漫画の続編であっても、
その作品が面白くないのであれば、逆に失望されます。
往来のファンが一番厳しい審査員なのです。

キン肉マンの面白さをしたり顔で挙げると、
ファンから石を投げられそうですが、
作者のサービス精神と柔軟性は疑いがありません。
なにしろ「ゆで理論」なんて俗語があります。
作者が物語の面白さを優先するスタンスで、
時々、物理法則を無視した展開になりますし、
過去の出来事と矛盾してもかまわない。

・リングコスチュームをビリビリに破いて
ペンキに浸して再び纏うと牧師に変装している
・重いものは軽いモノより早く落下する
・地球の自転を逆回転させると時間が戻る
・必殺技を掛けられている当人が次のコマで仲間と共に驚き役として登場
・赤ん坊の時に豚と間違われて地球に捨てられたキン肉マンが、
回想シーンでは親同伴で幼稚園に入園している。

何を書いてるのか分からないと思いますが、
ひとつの矛盾に突っ込んている間に次の矛盾が登場して、
だんだんどうでも良くなってくる感じです。すごい。

このエンタメ分野の成功例を、
そのまま販促に持ち込むには無理がありますが、
最大の目的のために「柔軟」であろうとする姿勢は、
販促分野でも結構大事だなぁと感じています。

頭が固いと、企画やアイデアを潰すことばかり考えてしまう。
リスクを防ぎたい、という気持ちは当然なのですが、
それを目的化すると、何もできなくなります。
・この表現は事実と違う
・この表現は危ない
・この表現は誤解される可能性がある
分かります、分かりますよ。僕だって印刷業界の出身です。
原稿のミスで会社に損害を出して始末書を書いたこともあります。

それでも、広告の目的は販売です。
ターゲットの感情を揺り動かすことであったり、
信用を感じてもらうことです。
この優先順位を下げるくらいなら、
広告なんてやらずに引き篭っていればいい。

(‘-’)

やるからには目的を意識して、腹を据えましょう。
リスクから逃げた腰抜けの発信に力はありません。
ハガキは何を書いて出しても50円です。
同じコストでも、背景の性根で結果がまるで違います。

(‘o’)

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