弓削徹さんの著書「転がす技術」を読みました。


転がす技術

中小企業の社長向けです。 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4526071013/mangakigyou-22/

弓削徹さんの著書「転がす技術」がAmazonから到着しました。
早速読んだのでレビューです。

読んだ印象は「がっちりマンデーの環境版+コンサルティング」でした。
環境ビジネスに参入した中小企業の成功例が40以上あるので、
話のネタを増やしたい人にとっては、コストパフォーマンスの高い一冊です。

情報量を増やす代わりに、レイアウトがキツ目になっています。
個人的には1例(1社)=1~2ページくらいで、じっくり読みたかったところですが、
密度の高いところでは、2ページで5社の事例を紹介しています。
この1項目ずつでも、詳細に解説するとテレビ番組が作れるネタなので、
弓削さんの引き出し大放出、サービス精神の一冊だなぁと感じた次第です。

本書は新規事業を模索する中小企業の社長向けで、
紙面の序盤と終盤は、環境ビジネス参入のコンサルティング的な内容になっています。
本来の用途で購入される方は、当然最初から読むべきですが、
ビジネスの事例を拾う目的であれば、50ページから読み始めてもいいでしょう。

個人的には、終盤の助成金活用のノウハウが興味深かったです。
資金集めの方法についていくつかのアドバイスがあるので、
実践を考えている人には良い情報だと感じました。

序盤・終盤のコンサルティング内容について。
正直に告白しますと、序盤僕はダレてしまって、やや眠くなりました。
いや、でも重要なんですよ、序盤の内容は。

ウチは起業志望の方にSkypeでコンサルティングをしていますけど、
一番重たいのが、手をつける事業を決める工程です。
特技や経歴を洗い出して「上手く出来る仕事」を見つけることが大事なのですが、
本書でも、自社の強みを抽出するプロセスが解説されています。
本書を読んだ上で、弓削さんのコンサルティングを直接受けるのも、
真剣な事業者にとってはアリな方法だと思います。
自分で自分(自社)を分析するのは難しいですからね。


本書が必要な方は、「本業以外の次の柱を考えている中小企業の社長」です。
「環境ビジネス」と全く関係のない中小企業が、
自社の強みを生かして独自のポジションを築く事例は、読んでいて痛快さを感じます。
自社を顧みて、ピンと来ることもあるのではないでしょうか。
良質なヒント集と手引書としてお勧めします。


転がす技術 弓削徹著 日刊工業新聞社
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4526071013/mangakigyou-22/

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Comments
  1. 弓削徹

    誰よりも早いレビューをありがとうございました!

    ご承知のように、おかげさまでアマゾンランキング「ビジネス・経済」部門1位を獲ることができました。

    あらためて、お礼を申し上げます。

    森内さんの2冊目の出版も期待しております。

    • いえいえ、こちらこそ先日お会いできたのは楽しかったです。
      今度はもっと時間をとってアレコレお話したいです。
      今後共宜しくお願い致します。

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