考える仕事


脳brain

考える仕事は誰がやっていますか。photo by Liz Henry

サンドイッチのサブウェイは、ファストフードでありながら、
ひとつのキャンペーンを通じてダイエット業界の仲間入りをしました。
このおかげで、マクドナルドと喧嘩する必要がなくなった。
サブウェイは設立当初から、ダイエット向けの飲食店を狙っていただろうか?
違います。途中で気付いて事業を再デザインしたのです。
「あ、ウチのサンドイッチって、低カロリーでダイエット向けじゃね?」と。

ダン・S・ケネディはこれを「事業の再配置」と呼びます。
既にある資源を再定義したり、上手に振り分けることで、
短期間で「別物の事業」に変貌させることができます。

さて、僕達の場合。再配置に十分な資源が無いかもしれない。
どんな商売も信用あってのものです。
これから事業を始める人は、最初に「考える仕事」があります。
この仕事をサボるのは自由ですが、やっておく方が良いですね。
設計無しで仕事を始めるとどうなるか?
クライアントに使い倒される人生が待っています。
凡庸な仕事には、いくらでも代わりがありますから。

何も設計せず、凡庸に働くと、凡庸なままです。
途中でこのままじゃ色々とマズイなぁ……と気付いたところで、
どうすれば良いのか分からない、動けない。
その時に考えればいいじゃん、という簡単な話でもないのです。
人は、練習していないことは上手くできない。
考える練習をして来なかった人は、考える仕事が上手くできない。

あなたの周囲にいませんか。考えることがとても苦手な人。
考えるのが苦痛なので、安易な判断や思考停止に陥りやすい。
考える仕事を誰かに委託することもありますね。
従業員ならそれができますが、独立でその選択はマズイですね。

「誠実に働いていれば信用がついて……」とか、今更言わないでください。
そんなのは当たり前です。
まっとうで誠実に仕事している人は沢山います。
市場から評価されない商売は、社長が善人だろうと誠実だろうとダメです。

やり口が汚いとか、性格が悪いとか、サイコパスの気があるとか、
その手の社長で儲けてる人が居るでしょう。
当人が叩かれていても、その事業が上手く回っているのであれば、
市場に受け入れられていますし、そのために努力しているのです。
市場から拒否されれば、どんな商売も瞬殺ですよ。

(‘-’)

まっとうに生きるとか、人格者であるとか、善人であるとか。
そういうのと、市場に受け入れられる工夫や努力は別物です。
後者は技術の世界です。
だから腕の良い実業家は、幾つでも事業を興すことができます。

(‘o’)

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