自分の好みで開業した後は


カフェ

開業だけなら簡単。おしゃれなカフェや雑貨屋をやりたい人は掃いて捨てるほど居る。その存続は?

独立起業は自分の好みに起因する場合が多いです。
というか、それがほとんどです。
お花屋さんがやりたいとか。
お菓子屋さんがやりたいとか。
黒いTシャツと鉢巻き姿でドヤ顔のラーメン屋がやりたいとか。
そのカタチは様々ですが、
殆どの場合、個人の「やりたいこと」からはじまる。

高齢者だらけの過疎地域に、あなたの20年来の夢だった、
「超おしゃれなイタリアン」を開業したとする。
どうなるだろうか?
まあ……十中八九潰れますよね。
見込みの薄い場所に店を構えた時点で、商売の結果は見えている。

起業家、実業家が新しい事業に乗り出す時は、
「儲かるかどうか」で決めます。
この地域には薬局が足りない。
この地域にはコンビニが足りない。
幹線沿いだがドライブスルーが足りない。
新しい団地に飲食店が足りない。
ならば、やれば儲かるだろうという論理的な見込み。
彼らは自分の好みではなく、市場の需要に忠実です。

起業家や実業家と正反対に、
僕たちがサラリーマンから転身するときには、
大抵自分の好みで始めてしまう。
理由は「やりたいから」。
僕は、この動機を否定しても仕方ないと思う。
僕自身、個人的な衝動で独立してますからね。
ただ、この言葉を覚えておくと良いでしょう。

個人の事情と市場の需要は関係が無い。

たとえ、あなたが、
人生の一発逆転を掛けた決意であろうとも、
社会貢献したいという使命感があろうとも、
病気の家族を抱える泣ける事情があろうとも、
市場はあなたの事情など「知ったことではない」。

「ウチの子供が大変なんだ、だから買ってくれ!」
身の上話を喧伝して売上が安定するのであれば、
効率的なマーケティング手法として定着しています。
しかし現実、そんな手段に訴えるのは、
物乞か、詐欺師か、借金苦で判断力を失った事業主です。
身の上話は、顧客への説得材料として使えますが、
それは扱う商品と関連がある場合です。

自分の好みで開業したなら、それはもう仕方が無い。
人生は自由なのです。自己責任において。
であれば次にあなたがやることは、
市場に受け入れられるように努力することと、
あなたを受け入れてくれる市場を探すことです。
ちなみに、僕の商売では地元での売上が「無い」。
この意味分かりますよね?

(‘-’)

自分の好みに固執するほど、市場の声を無視する危険があります。
市場に受け入れられない商売は成り立ちません。
また、自分の都合の良いように「期待」するのも意味が無い。
ダメなものはダメです。現実を見ましょう。
繰り返しますが、
市場はあなたの事情なんて知ったこっちゃありません。
お客は解決したい問題を抱えていて、
その解決のために、大切なお金を使って商品を買うのです。お忘れなく。

(‘o’)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ADD YOUR COMMENT

WP-SpamFree by Pole Position Marketing