ほめられるということ


子供

褒めて育てるってのも安直だと思いますけどね。まあ、褒めれば調子に乗るのです。photo by David Salafia

僕が小学校の頃。
間違えて学校の先生を「お母さん」と呼んでしまって、
めちゃくちゃ恥ずかしい思いをするくらいの年齢。
確か、身体検査か何かで保険の先生たち(おばちゃん)二人に、
何かを診てもらっていた時。

本当にその時の出来事も、
おばちゃん二人の顔も覚えていないのですが、
「キレイな形の爪じゃねー」
「ほんまじゃ、シゴトシの爪じゃ」
ただそれだけ、そんな台詞だけを覚えています。
褒められた事を、覚えている。

・この子は爪の形がキレイだ。
・この子は将来仕事で活躍するだろう。
なんの根拠も無い褒め方なんですよ。
「シゴトシ」の言葉も意味も曖昧です。
仕事師?仕事しぃ?
たぶん、働きものという意味なのでしょう。
まあ、その辺はよろしい。
ポイントは、こんなどうでもいい褒められ体験を、
今も僕が覚えている、ってことです。
この年になっても覚えているということは、
多分死ぬまで覚えている。

森内少年はどれだけ嬉しかったのだ?
いや……それほどでも………。
だいたい、シゴトシの意味が良く分かりませんでした。
それでも、なんだか褒められているのは分かったので、
照れくさくて、嬉しかったのは覚えています。

あ、今日は特に、込み入った主張はないです。
たまたま思い出したので書いてます。
今だに覚えていることに、僕自身驚きながらね。

・存在や価値を認める
・褒める、評価する、賞賛する

あなたがどうかは分かりませんが、
僕はたいそう「チョロい」人種のようです。
褒められて喜んで、その方向に進む。
絵が上手いと褒められて、小学校で図画工作部に入ったり。
死ぬほど作文が嫌いだったのに、文章を学校の先生に褒められて、
それから文章を書くのに抵抗がなくなったり。
デザインの発想が面白いと言われて、いい気になったり。
マンガが喜ばれて事業化を目指したり、
動画が喜ばれて著書を出すまでやりこんだり。
あきれた!チョロいにも程がある!
そして、今に至る。

人を意図的に誘導したければ、褒めてみる。
効果はてきめんです。
調子に乗れば、勝手に努力をはじめます。
褒められるのは気持ちが良いのです。
怖いのは、これを技術として心得ている人は、
現実とズレた方向にも誘導ができる。
本当は適性が無いのに、利用するために持ち上げてみたり。

(‘-’)

あなたは、誰かを評価する立場だろうか。
経営者、上司、親、グループの中心者。
僕たちの言葉には、将来にわたる影響力がある。
これは子供に限ったことじゃありません。
いい年した大人だって、感謝や評価、賞賛に直面すれば、
価値観や生き方に影響することがある。
日々の仕事にやる気がみなぎり、充実した人生になるかもしれない。
褒めるのも、褒められるのも、実は尋常じゃないです。

(‘o’)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ADD YOUR COMMENT

WP-SpamFree by Pole Position Marketing