デイトレについて


株式市場

ド素人が大人のギャンブルに儲ける気で財産突っ込むとか。パチンコに生計を託すのと何が違うんだろう。photo by Dick Thomas Johnson

2chの経済板を覗いてみると、
アベノミクスの株高で調子に乗ったデイトレーダーが
新興企業株の乱高下で資産を失ったり、
大借金を抱えてリアルに死にそうだったりと、
なんだか悲喜こもごもの様相です。
自殺者が出るであろう株の下落を指して、
「電車が止まる」なんて隠語もあります。嫌すぎる…。
欲を掻いての結果ですから、別に同情は無いのですが、
投資とギャンブルの区別が付かない人が、
「投資」なんて言葉を軽はずみに使う風潮は
ちょっと考えた方が良いですね。

証券会社が素晴らしくクリーンなイメージで
民間(主婦層)に売りだそうと、随分前から頑張ってますけど、
デイトレは所詮ギャンブルです。博打。
だって、背景にビジネスモデルが無いもの。
異論もあるでしょうけど、僕はこの見解を変えませんよ。

デイトレードは僕も経験があります。
故あってやっていた期間に、髪が薄くなりました。
いや、真面目な話です。ストレスでハゲましたよ。

今の僕の立場から申し上げておきます。
デイトレで稼ごうなんて思わずに、仕事の腕や人格を磨きましょう。
信用と実力に基づいて商売を回したり、
会社員として活躍して社会的な評価を上げる方が、
遥かに安全に資産が増えますし。ストレスと離れて暮らせます。

デイトレで回っているビジネスモデルは、証券会社側です。
株式の売買を仲介して、手数料を貰う。
このプロセスでは証券会社にリスクが無い。素晴らしい。
悲喜こもごものトレーダーは、証券会社にとってビジネス資源。
大借金を抱えた敗者が電車に飛び込もうが、
あるいは大儲けしようが、証券会社は関係ない。
少数の成功者にフォーカスして宣伝すれば、
次々とビジネス資源が飛び込んでくる。

株取引で自殺者が出るのは何故か。
手元の資金を失うだけなら、再起すれば済むと思うでしょう。
信用取引という、自分の持ち金の以上の額面で、
株の取引ができる仕組みがあるのです。レバレッジとも言います。
例えば、手元の資金5万円で、160万円分の株の売買が出来たりします。
要するに資金の前借り、借金です。
なので、勝てば少ない資金で大儲けできますし、
負ければ手持ちの資金以上の借金を抱え込むことになります。
それもたった数時間の取引で。
一部の華々しい成功例にフォーカスして、
今日電車に飛び込む敗者は無視されています。
何故自殺したのか、なんて事情をイチイチ報道するわけがない。

デイトレは、ゲームとしては一級品です。
なにしろ、競馬やパチンコとは掛け金のケタが違います。
秒単位で動くチャート図や様々なニュースは、神経を興奮させます。
運任せではなく、自分の技量で勝ち取る要素も多い。
きっちり自制を効かせて参加できるなら、楽しいでしょうね。
しかし多くの場合、自制は難しい。博打ってそういうものです。

株取引やFXで負けた借金は、破産しても基本的にチャラになりません。
博打で負けた借金は免責されない、というルールがあるからです。
実際は、裁判官の裁量で一部免責の事例もあるようですが、
そんなのを期待してアクセルを踏む人は、真性のバカでしょう。
さらに言えば、破産後に生活保護を受けるのも難しくなります。
生活保護費から借金を返済するのは禁止されているのです。
しかし、借金があれば自然と、生活保護費から返すようになるでしょう。
なので、申請段階で弾かれます。どうですか、この追い詰められ様は。

(‘-’)

リスクで言えば起業も大概ですけどね。
ただこちらは、信用の蓄積があります。
全うにやっていれば、時間はかかりますが信用という資産が付く。
これが崩れるのも一瞬ではありますが、
信用を育てるために必要な活動をサボらなければ、
お金を産む手堅い資産だったりします。

(‘o’)

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