YouTube広告の誘導率

YouTubeを使った広告は下記の手順です。
1、YouTubeに動画を投稿して
2、これを広告してユーザーに視聴してもらい
3、販売サイトに誘導する
見た感じ、結構シンプルに思いませんか。
実際のところ、それぞれにハードルはあるんですけどね。
さて、僕が3月に出した著書、
「iPad miniでショートムービーを作ろう!」です。
出版社から「動画広告は無いのか」と言われまして、
慌ててこれを作り、しかし内容的に
「政治的にこの内容はヤバイのでやり直し」
と駄目出しを喰らい夜中に対応するなど、
ちょっとゴタゴタもあったのですが……。
今現在はこの体裁で公開しています。
これとは別に、ナレーションを声優に依頼した版も、
現在準備中です。比較検証の興味深い材料なので楽しみです。
ちなみに、今現在のナレーションは僕(森内)の声です。
よく「普段の声と全然違いますね」と言われます。
再生回数に注目。
このメルマガを書いている今現在で5912回です。
ネット上のスターでもなく、旬のトピックでもないので、
本来この回数になるわけが無い。
この再生回数は広告出稿によります。
YouTubeにお金を払って露出を増やし、再生回数を上げています。
今現在が検証中であり、途中で仕切り直しもしていますが、
現在下記のような計測結果がでています。
視聴回数:2752回
平均広告視聴単価:6円
費用総額:16218円
ウエブサイトクリック数:292回
動画を最後まで見てくれた人の割合:8%
つまり、
・広告費用が16218円掛かった。一回の再生で約6円の費用。
・2752回動画が再生され、そのうち8%の220人が動画を最後まで見た。
・動画で紹介したURLを、292人がクリックしてページを見た。
と、こんな具合になります。
はて、この数字は良いのやら、悪いのやら?
今回は1人あたりのアクセス流入に55.5円かかりますが、
アドワーズで広告を出すと、
一人あたりのアクセスに100円以上掛かるのもザラです。
しかし、出稿するジャンルによって広告料は大きく変わるので、
これまた一概に言えないのです。
興味のある人をサイトに誘導する手段としては、検討もアリです。
そこから販売するもよし、
メルマガや無料レポートの登録(リスト集め)を促すもよし、
資料請求や無料サンプル送付に繋げるもよし。
これを「1万回」の動画再生に換算すると、
店舗経営でチラシ広告を使う経営者は、
なんとなく数字がつかめると思います。
およそ6万円の費用が掛かり、
そのうち、800人が最後まで動画を見てくれて、
1060人が店舗に訪れるわけです。(しかし、買うかどうかは別)
もっとも動画制作の場合、
当店であれば6万円の制作費が掛かりますから、
チラシときっちり比較するなら、
印刷賃、折込料金、デザイン料等も比較する必要があります。
この辺は事業者によって大きく変わるので、省略します。
あとは誘導の確率でしょうね。
動画もチラシも同じですが、中身次第で結果が全く変わります。
反応率がいわゆる「センミツ(0.3%)」であるなら、
ウチの動画(10.6%)の方がスジが良いことになります。が。
これも一概に言えませんねぇ……。
仮に、6万円の予算を1日に投下してアメブロに指向すれば、
800人の「実体のある」来訪者が来るわけで、総合でも相当上位に行きます。
(アメブロのPVが水増しされている実態は、以前から書いていますね)
分野にもよりますが、部門1位はわりと現実的です。
(‘-’)
以上、特に結論は用意していませんが、
現在計測中の数字からリポートしました。
ネット上での広告をお考えの方は、参考にしてみてください。
(‘o’)
