18禁のエロ動画作ってます


プリズンスターシップ

当ブログでは4/21の記事でも紹介しています。

今日は僕のお仕事の話。
あ、女性の読者様はご注意ください。
今日はお下品な話です。
エロ方面の話が苦手でしたら、今日の記事はスルー推奨です。

今年の1月に書いていますが、
以前パンチラキャバクラの動画を作ったことがありまして、
これがもう、作るのがとても楽しかったのです。
楽しみながら仕事をして、お代金まで頂けるという、
実にイイ思いをした案件だったのですが、
今回も楽しんで作っています。今回は、18禁エロ小説のPV。

アメブロの頃から交流のある小説家の「高橋ショウ」さんが、
DLsite.comというダウンロードショップで
ポルノ小説を販売しています。
で、今回小説のPR動画を作らせて頂くことになりました。
パイロット版を出したところ内容OKとのことでしたので、
現在本番用の動画を制作中です。

いやぁ、楽しいですね!エロスな仕事ってのは。
目的が明確なのが実にイイ。
青少年男子を興奮させ、期待させる必要がある。
一遍210円のリーズナブルな値段でも、
購入ボタンをクリックする指は重たいものです。
見込客の背中を押すためには何をするべきか?
顧客の目的が分かるなら、取り組みの方針も分かる。
店舗向け動画を制作する普段の仕事と、何も変わっちゃいませんね。

とまあ、サブカル分野での制作実績もできたことですし、
ここから少し脇にそれて、エロコンテンツとビジネスの事例。
以下サブカルの濃い話なので、苦手な方は今日はここで終わりです。



18禁コンテンツはエロければいい。
……そんなパラダイムが一部の市場で壊れたのが、2000年代。
もっとも、上の世代では日活ロマンポルノなんてのがありましたが。
現在は斜陽産業ですが、当時は景気の良かった「エロゲー」業界で、
エロスの欲求を満たせばそれでOKだった市場が変化しました。
(※エロゲー:性的描写の多い18禁のパソコン用ゲーム)
それまで「使えて」ナンボのエロゲー分野で、
なんと「感動的なシナリオ」でユーザーを泣かせる18禁ゲームが出てきた。
また、その手法を得意とするメーカーが、ユーザーの支持を得て台頭してきた。

当時の大人……つまり仕掛け手としては、大変な事態なわけです。
モニターの前で自家発電に勤しむ為のコンテンツに、
凝った文芸の仕掛けや感動的なシナリオを求められるのですから。
性欲と感動が同居するという、何とも形容しがたい状況なのですが、
これがひとつの商品としてヒットしてしまった。

なかなか想像を絶するものがありますが、
青少年がPCモニター前で感動的なシナリオに涙して、
その10分後には興奮しながら自家発電しているわけです。
当時エロコンテンツを作っていた当事者の心境を想像すると、
おそらく「理解できない!」という感想だったのでは。
これまでの仕事が通用しない。顧客の価値観が変化してしまった。

俗な例で大変に恐縮ですが
つまり、市場でパラダイムシフトが発生したわけです。
地殻変動と表現した方が分かりやすいですね。
この地殻変動は、エロゲー業界という市場を引っ掻き回して
業界を再編しました。
適応して上等なシナリオライターを確保した会社は、
上手く生き残り、そうでない会社は淘汰されました。

2013年現在、エロゲー業界は完全な斜陽産業です。
市場は縮小して、会社がバンバン潰れました。
で、当時活躍した「感動的なシナリオを書けるエロゲライター」は
今どうしているか?
実は、アニメの脚本家や小説家、
一般向けゲームの制作者として、今も活躍しています。
「手に職」の強さを考えるケースとして興味深いですね。

(‘-’)

追悼。
小説家のヤマグチノボル氏が2013年4月4日に逝去されました。
元エロゲーライターとして活躍して、その後小説家に転身。
当メルマガの読者さんに縁のある分野ではありませんが、
氏の書いたオタク向けの小説はヒットして、
シリーズ累計450万部を売りあげていました。
ガンとの闘病の末、41歳で隠れるのは、なんとも若すぎる。
氏がエロゲーのシナリオライターになる前、今から十数年前。
氏がネット上に公開していたネタ日記を
当時学生の僕は、楽しく読んでいたのです。
ショックというより、空虚です。
作り手のひとりとして、謹んで哀悼の意を表します。

(‘o’)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ADD YOUR COMMENT

WP-SpamFree by Pole Position Marketing