中小企業・自営業の社長が自著を出す方法3


顔をしかめる

質の低い発信は自分の株を大いに下げる。自分の常識のライン、許容ラインを世間に知らしめてしまう。これがリスクでなくて何なのだ。photo by striatic

■3、H出版への売り込んでみたよ

電子書籍をリリースしてしばらく経った頃。
ある社長さんから、名刺代わりに著書を渡されました。
持ち帰って読んでみると、これがまあ、酷い本で、
どう酷いのかを詳細に説明すると特定されちゃうので伏せますが、
「値段付けた本でこれアリなのか」
「こんな本ばら撒いたら、自分の株が下がると思わんのか」
という具合に、素人の僕からして仰天するような仕様の本でした。

で、この本の版元を見れば、その出版社は僕も聞いたことがあるH出版。
結構お堅い本を出している、中堅出版社のイメージだったのですが……。
「へー、H出版ってこういう仕事もするんだぁ」
幾らなんでもこんな仕様の本を通常のラインで通すとは思えず、
自費出版には違いなかろうと思いましたが、
それにしてもこんな仕事をするのなら、多少はスキもあるだろうと考え、
ホームページの窓口から電子書籍を添付して売り込みしたわけです。

で、最初にメールして丁度一ヶ月後、返事が帰ってきました。

森内 様
お世話になります。
H出版の●と申します。
この度は書籍企画のご応募をいただき、
誠にありがとうございます。
さて、お送りいただいた企画
「小零細企業のための売れる名刺の作り方」について、
よろしければお話をうかがいたいと思います。
広島ご在住とのことですが、
東京にいらっしゃる御用がある場合に
ご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


キタ━(゚∀゚)━!
ホントに返事が来るとは思っていなかったので、正直浮かれましたね。
しかも、丁度別件で東京に出かける用事もあったので、
一石二鳥とはこのことです。
でも、例の酷い本がほぼ確実に自費出版であることを考えると、
わざわざ出かけて自費出版の話になるのも面白くない。
なので、こんな返事を書きました。

●様
お世話になります。マンガードの森内と申します。
企画に興味を持って頂きありがとうございます。
来月東京に行く予定ですが、
今回は当方は、自費出版の予定がございません。
●様の興味が、どのレベルなのかを先にお伺いできれば幸いです。
以上宜しくお願い致します。
森内太平


誤解の無いように説明しますが、僕は自費出版を否定しません。
経費は自分持ちですが、売上も自分のもの。
特定のファンが付いていて、通販等での流通が確保できるなら、
面白いビジネスモデルですし、僕も興味があります。
オリジナルの同人誌やニュースレターの販売もこの属性です。
ただ、このスキームを「自分のブランド作り」に使うのは難しい。
金で出版枠を買ったところで、それは社会に認められたことにはなりません。
また、自費出版で出したところで、書籍の質が低ければ自分の株が下がる。
僕が名刺代わりに渡された本を読んでガッカリしたようにね。

ともかく「自費出版なら行かないよ」とメッセージを出したわけです。
すると。

森内 様
お世話になります。
早速ご返信ありがとうございます。
弊社は自費出版を専業としているわけでは
ありませんので、「最初に自費出版ありき」
でお会いしたいということではありません。
実際にお会いして企画について色々と
お聞きできればと思います。


今度こそ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これはもう、行かない理由が無いので、
ワクワクしてH出版に向かったのでした。
担当の編集さんは如何にもデキる方で好印象でした。
紳士に対応して頂けましたし、
ご本人はこの企画に面白みを感じているようで、
出版会議に出す気満々とのこと。
契約に関して印税や刷数の話まで出てくれば、
そりゃあもう、盛り上がるってものです。

その後、浮かれポンチな状況で広島に帰りまして、
楽しい夏が終わり、秋が来て、冬になって年が明けて……。
僕は企画が完全にポシャったことを理解したわけです。

その後も、折角のコンテンツに未練はありまして、
出版コンサルタントに打診してみましたが、
どうも名刺に関する本は需要がある分競争が激しく、
普通に出すのは難しいことを知りました。
コンサルタントからの何度かの駄目出しを経て、
「そもそも本業でも無いコンテンツに、これ以上入れ込む必要があるのか」
と、すっかり気持ちが萎えてしまいました。

その後、東京のコンサルタント弓削徹さんにお会いするまでは、
頭から出版の二文字が抜けた状態で過ごすことになります。

(‘-’)

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