カメラマンとの付き合い方


カメラマン

例外は「芸術」。芸術方面に足を突っ込んだ案件では、カメラマンのセンスを尊重しよう。その方面のセンスに関しては、あなたより良い仕事をする可能性が高い。

カメラマンを使いたい、という相談が来ました。
昨年書いたネタですが、良い機会なので改めて書きます。


■必要な写真は何か?

写真を撮るだけならスマホでも取れます。
何故プロに頼んでまで、より良い写真が欲しいかと言うと、
商品をより効率良く「売りたい」からです。
基本的に、商品を売るための写真なんです。
ネットオークションで小型の撮影・照明セットを使えば、
それだけで売上が伸びます。それと同じ事。

マンションの内観を撮るのは何故か?それが商品だからです。
コンサルタントの格好良いポートレート写真は?それが商品だから。
料理の美味しそうな写真は?それが商品だから。
マッサージの気持ち良さそうな写真は?それが商品だから。
つまり、「被写体=売りもの」です。

芸術家として評価されるカメラマンは別として、
写真自体は商品を売るための手段です。
従って、撮影においては常に、マーケティングが美的センスを上回る。
この優先関係を間違えてはいけない。
ということは、撮影現場では何をするべきか?


■現場は事業者が主導する

カメラマンを予約して「さあ撮れ」というのは、殆ど最悪の仕事です。
この方法で、マトモな写真は期待できない。
カメラマンは撮影の達人であって、事業の達人ではありません。
あなたの事業やお客様への訴求ポイントなんて、知りません。

現場には事業の担当者が居て、撮影写真を監督するのが大事です。
要するに、適切にダメ出しする人が要ります。
「これどうですかね」
「うーん、商品が小さいね」
こんな会話が大事なんです。事業者にしか出来ない仕事ですから。
勿論、配置する担当者は仕事が出来る人であること。
自分の頭で良し悪しを判断できる人でないと、お話になりません。
決断出来ない頭が幾つ集まっても、仕事は終わりませんよ。

また、カメラマンの培ってきた美的な判断力が事業に合うとは限らない。
「格好良い」より「バタ臭い」写真が適している事業もあります。
普段、飲食写真を専門に撮っている人に、
ポートレートやブライダルイメージを発注しないことです。
彼らは基本的に何でも撮れるので「何でもやれる」と言います。
得意分野は、実績を見れば分かります。

マーケティングを心得えているカメラマンは多くない。
経営者や事業担当者のマーケティングの狙いを理解して、
撮影するべき写真を提案できる人を見つけたら、
厚遇して関係を築くと良いでしょう。


■事前に事業者が準備する

カメラマンの稼働コストは殆ど人件費なので、
拘束時間で契約して、事業者が事前に準備をしておくのがお得です。
・撮影したい写真をリストアップする。
・被写体を準備する。
・撮影場所を準備する。
・撮影の順番を考えておく。
これらの段取りを整えておけば、数時間の拘束でかなりの写真が取れます。

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今時は「ママが子供の撮影に使う一眼カメラ」で、
普通に商業写真が撮れてしまいます。
加工や現像処理も、職場のパソコンで済んでしまう。
それでもプロが存在するのは、品質の違いが成約率に違いになり、
それがマスマーケットで大きな売上の差になるからです。
依頼するからには、最大限にマーケティング効果を得られるよう、
事業者側の準備を整えておくことをお勧めします。

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