スジの悪いアイデア


苦笑い、苦笑、ビタースマイル

「あ、うん、いいんじゃないかな」

「これどう思う?」
「………いいんじゃないですかね」
こんな風な相談と受け答えが、いつもどこかで起きています。
訪ねるオーナーの心理は、不安を払拭したいから。
自分のアイデアが受けるかどうか、
それが『既に走り始めていても』人に訊きたくなる。
大丈夫だよね?間違ってないよね?

では、回答者の反応を受けて、
企画を中断したり、改良に踏み出す構えがあるかというと、そうでもない。
結果が出るまでの間、不眠症から逃れたいのです。
ネガティブな反応に気分を悪くするのなら、最初から訊かなきゃいいのに。

で、訊かれた側の心理は、「無難にやり過ごしたい」。
内心ネガティブな予感がしても、それを口に出す必要は無い。
おそらく訊いた側は気分を悪くするし、水掛け論になるかもしれない。
そもそも、経営に関わる責任も無いし、
変に意見して後々文句を言われても困る。
「………いいんじゃないですかね」
今日もどこかで、不毛なやりとり。

新しいアイデアの結果は、やってみないと分からないのです。
この事実を分かっていないから、おかしくなる。
いや、ホント。確率を高めることしかできません。
世界的なマーケッターでも、キャンペーンの成功率は12.5%なんです、
(関連記事 http://mangaad.jp/2012/12/05/ハズレ・ハズレ・ハズレアタリ/ )
あなたや僕が今思い浮かべているアイデアの成功を、
保証してくれる人なんて居ません。

それでも人に相談したければ、
仕事が走り出すか、序盤に訊くことです。
意見を咀嚼して改善する用意も無いのに、
精神安定剤代わりに経験者や経営者に意見を求めるとか、
如何なものでしょう。

まあでも、訊きたくなる気持ちも分かるので、
反応の拾い方を申し上げるなら……。
「本当にスジが良ければノって来る」です。
グッドアイデアを聞いて心躍らない人は居ない。
経営者の嗅覚は正直です。
話していてスジの良いアイデアであれば、
ノリノリになって聞いてくれますし、
その場で追加のアイデアが出ることもあります。

(‘-’)

とはいえ、周囲の否定を気にせずに突っ走って、
大成功した事例も、いくらでもあるわけです。
どのみち自己責任の世界です。
大コケしたくなければ、テストをお勧めします。
また、当初は撤退も視野に入れて行動する。
追加投資はお客様の反応を見てからでも、遅くありませんから。

(‘o’)

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