変態仮面の映画化


変態仮面 pixiv

何がスゴイって、20年前に終わった漫画が世代交代して今現在も認知されて、pixivあたりのお絵かきコミュニティで「現在進行形」でネタ絵が制作されているところ。これを商品や製品に置き換えて想像してみて欲しい。

時事ですが、これは書いておかなければ。
伝説の漫画「変態仮面」の映画化です。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130214/ent13021409420003-n1.htm
少年ジャンプで20年前に連載されていた漫画で、
僕が読んでいたのは高校生の頃ですか。
今の20代じゃ記憶も無いでしょう。

SM女王様の母と刑事の父の間に生まれた、
生来の変態遺伝子と正義感を持つ、
高校生の「色丞狂介(しきじょうきょうすけ)」が、
女性のパンティを頭にかぶることで、潜在能力を発揮して超人化。
信じられないくらいお下品な必殺技で、
毎回悪党を退治するという、ぶっ飛んだお話です。
今じゃとても連載できないお話で、
当時も頭の固い大人はうるさかったでしょうね。

一つのコンテンツとして見ると、
1話完結の漫画として、実に秀逸な作りだったりします。
漫画制作論の講義に使っても良いくらいに、
キャラクター漫画としての定石を押さえています。
ところがこの漫画、あまりヒットはしていない。
単行本6巻、約1年の連載で終了しているわけですが、
しかしながらそのインパクトは絶大で、
連載終了から20年経った今でも、
ネット上で、変態表現の草分けとして生きています。
「フォォォッ!」
「それは私のおいなりさんだ」
「クロスアウッ!(Cloth out=脱衣)」等、
当時の少年のハートを鷲掴みにした
決め文句(商売で言えばコピーにあたる)も上手かった。
信じられます?ヒットせず連載が終わって漫画界から消えて、
その後20年もファンに支えられ存在感を失わなかった。

今回映画化をプッシュしたのは、
同漫画の熱烈なファンである俳優の小栗旬氏。
年齢を考えれば、彼も少年時代に
毎週ゲラゲラ笑い転げていたのでしょう。
映画界のコンテンツ不足が背景にあるにしても、
20年前の漫画、しかもカルトな漫画が映画化されるわけです。
本人が主役で出たかったのでしょうが、
変態仮面のルックスがヤバ過ぎるので、きっと事務所が止めたのでしょう。
http://youtu.be/YV67vV-WUVQ
主役に抜擢された俳優の鈴木亮平氏は、
筋骨隆々な「変態仮面」を演じるために、
1年掛けて体を作ったそうです。プロって素晴らしい。

で、過去の漫画が映画化された時点で、
作者のあんど慶周氏としては大成功なわけです。
今回の映画がヒットすれば、アニメ化もあり得る。
(深夜アニメ以外の選択はありえませんが個人的に期待)
この成功は、たとえ少数であれ、
熱烈なファンの獲得に成功していたことです。

(‘-’)

ああ、やっと商売的な話になりました。
「ファンを作る」ことの重要性です。
熱烈なファンが居れば、商売は盤石です。
ホリエモンを見てください、
服役中に塀の中から有料メルマガを更新して、
今でも毎月大いに儲けてます。
これは、ファンが居ればできること。
客からファンに引き上げるには、どんな仕事をすれば良いか?
大きなテーマなので別の機会にしますが、
僕がまとめるなら「発信と信用」ですね。

(‘o’)

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