内幕を明かす


内緒話

「いや、ここだけの話なんですけどね」なんて書き出しで「広告」する情報に、本来内幕もクソもないのですが、まあ、内幕の話なのだ。by stevendepolo

人は、仕事の仕組みや事情、値段の理由など、
内幕の情報に興味をそそられます。
何故そうなのか?という事情を詳しく知る人ほど、
実のところ行動をコントロールしやすかったりします。
知の縛り、とでも表現しましょうか。
感情を自分の知識でコントロールするようになる。

原発事故を例に挙げてみると、
傾向として、経済事情に詳しい人ほど、
「すぐに廃炉」という意見には同意しにくい。
構造を知る、詳細を知るということは、
それにより起きる影響を具体的にイメージできるわけで、
自ら得た知識が、自分の行動を変える、制限する。
たとえ「出来ることなら原発は無い方がいい」という意見が、
国民の一致するものであってもね。

さて、商売で言えば値段の内幕は興味深い。
「何故この値段なのか、それはね……」
適正価格の自負があるなら、内情を明かしてもいい。
その手間やコストをお客様が知るほどに、
「ええ、そんなに手間が掛かるの。そりゃ仕方ないでしょ」
という具合に、価格押し下げへの圧力が軽くなる。
場合によっては感じる価値が価格を上回り、
「安い!」と感じるようになる。
先日、詳細に商品を説明するほどに商品価値が上がると、
記事で書きましたが、アレです。
http://mangaad.jp/2013/02/05/手っ取り早く商品価値を上げる方法

コーヒーショップや牛丼屋等で見かける
「フェアトレード商品」は、事情の説明を上手く使っています。
背景にある第三世界への支援の仕組みや意義を知っていれば、
同じコーヒーを飲むにしても、
ちょっぴり気分の良くなるフェアトレードを選んだりする。
値下げ圧力も殆ど無いでしょうね。

また、内幕を明かすことは、
(それが本当に価値のある情報であることが前提ですが)
顧客の為にリスクを取るスタンスになり、信用を得やすい。
業界の味方ではなく、あなたの味方、というわけ。
通販や情報商材でもよく見かける手法です。
中には胡散臭いプロモーションもありますが。

(‘-’)

また、あなたが自分の仕事の質や、
値付けの誠実さを自負するのであれば、
内幕をある程度明かすことは、顧客の選別にもなります。

大変に個人的な見解で、どの業態にも通用するわけではありませんが、
事情を説明しても値切ってくる客なんて、
さっさと切っちゃえばいいんですよ。
どうせ、長い付き合いにはなりません。
そんな客とやりとりして、利益や心をすり減らすくらいなら、
気持ち良い商売が出来るお客を探すことに執心した方が、
ずっと心の健康を保てます。

(‘o’)

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