専業化の強み
その気になれば大手は、
特定分野における専門の能力を、容易く得ることができます。
Googleがバンバン買収しているようにね。
しかし、能力があっても大手には難しい対応があります。
看板です。
大手は大手の看板でなければならないので、
「専業」の看板を気軽に掲げることができない。
小さな企業には、大手が介入しにくい領地があります。
※本稿で使う「看板」とは、
単純に社名や店舗名を示すものではなく、
業態の定義を指しています。
大手……例えば総合スーパーは、
どれだけ良質で安価な靴を揃えていたとしても、
また、専門店のようなブランド品を用意していても、
看板に「靴専門店」と掲げることはありません。
現実できっこないですし、する必要も無い。
しかし、顧客の「認識」に対しては、力関係が明確です。
『専門>総合』です。
顧客の認識には、企業の資本や規模が関係ない。
顧客の視界は限られていて、そこで目立つかどうかです。
安心と品質とオリジナリティを求め、
かつ購買力を十分に持つ顧客であるほど、
「総合・何でも」ではなく「専門・プロフェッショナル」を選びます。
より狭くて深い領域で買うことが、
結果と精神を満足させることを、彼ら自身心得ています。
例えば、大切な人への贈り物は、
スーパーではなく、専門店で買いたいと思う気持ち。
それは、自分自身に対してもあるわけです。
看板というのは、なかなか変更が効きません。
小さな企業ですらおおごとなので、
大企業では、ほぼ現実的ではない。
現在、シャープがなんだか大変な事になっていますが、
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120818-OYO1T00233.htm?from=top
どのような事態になっても、シャープはシャープ以外には、なれない。
マンガードは看板の変更を経験しています。
広告漫画の取り扱いを止めて、映像制作に切り替えた時です。
スキルの流用が効く変更でしたから、業務の切り替え自体はスムーズでしたが、
ドメインの変更、従来の発信との整合性、後始末、戦略の変更etc……
小さな小さな自営業でも、結構おおごとでした。
大手がこれをやる?いやぁ……^^;
専業化・特化は、富裕層への訴求にも有効です。
このアプローチは、今後の景気に対応するために重要です。
(詳しくは、明日のコラムで扱います)
きめ細かでフットワークの軽い対応が、大手は苦手。
彼らにとっては、大勢を相手に商売するほうが、効率が良いですからね。
OK、我々の出番ですよ。
(‘-’)
特化した分野では、あなたの力は数倍に跳ね上がります。
ボーナス領域というか、あなたの領地というか。
これを活用しない手はありません。強みをさらに強化しましょう。
(‘o’)

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