事業存続のために

これらの言葉に生理的な嫌悪感を(半ば反射的に)抱く日本人の性質を、なんと呼べばいいのだろう。社会学・心理学的に定義してもよさそうなものだが。
会社で従業員がやる仕事って何でしょうか。
「お客様に喜んで頂くことです」
というのは、よくある答えですが、
もっと原理的に突っ込んで考えてみたい。
お金を稼ぐことと、不要な経費を抑えることです。
この活動からは、何人たりとも逃れられない。
直接的な言い回しに、顔をしかめる人がいますが、
このような表現に慣れた方が良い、というのが僕の意見です。
これらの活動抜きに、企業は成立しないからです。
従業員の仕事は様々で、価値観が入り乱れて……、
現場も管理職も「わやくちゃ」になることがあります。
でも結局は、お金を稼いで会社に入れることと、
流出する不要な経費を抑えることに、変わりありません。
この2点が別の事情に侵されると、具合が悪くなる。
企業として活動する以上は、売上が必要です。
どうするのかと云えば、「商品を売る」これに尽きます。
(情報や有形無形のサービス、お金そのものが商品になることもある)
「お客様に喜んで頂く」のは、売上になるからです。
もしも会社に不利益になるのであれば、やってはいけない。
例えば、お客様に喜んでもらいたいからと、
従業員が勝手に無料サービス券を配布するようでは、事業は無茶苦茶です。
でも、従業員自身はお客様に喜んでもらうと、気持良いものだから、
会社の都合を無視して、やってしまうかもしれない。
飲食店の従業員が清掃をサボると、売上に響きます。
不衛生な印象をお客様に与えれば、客足は遠のきます。
そこには、従業員個人の都合や信条が、介入する余地がない。
しかし従業員は、自分の都合を優先させて、サボることがある。
デザイン事務所のようなオフィスは、
それが、アパートの一室であろうとも、
お金を稼ぐために商品(価値)を生産する工場です。
そこにある設備環境は、売上に向けて指向しています。
例えばディズニーランドは、世界で最も楽しい場所の一つかもしれません。
しかしそのフィールドは、従業員がお金を稼ぐ職場でもあります。
従業員が自分の都合を優先して、だらしない姿を晒したり、
お客をないがしろにする対応を取ってしまえば、
たちまち商品の価値は下落して、売上は悪化するでしょう。
事業存続に関わる活動。
商品を売って稼ぐことと、経費を抑えて無駄遣いを減らす事は、
疑問の余地無く、やならければならない。企業が生きるために必要なのですから。
しかし、会社の都合より、自分の都合や信念を優先させるのも、人の常。
別に不自然なことじゃない。
会社の生死よりも、自分の生死が大事に決まってます。
(‘-’)
事業存続の要件を理解して、自分の都合とバランスを取れる人が、
従業員の中でも「プロ意識がある」とされるのでしょう。
楽しく仕事をしたい、という願望は誰にでもあります。
それをやるには、前提として事業が存続しなければならない。
もっと平たく言えば、儲かっていなければならない。
あなたや僕の立場それぞれで、やるべき仕事って何でしょうか?
(‘o’)

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